店舗リフォームに関するビジネスと今後

クルマ社会の現実にうまく対応できず、多くの都市が失敗した。
O野は都市計画も手がけ、ある地方で分断された複数の街をリニアな車道で連結させる線状のモーターシティを提案する。 ただ、クルマだけではダメで、高齢化社会を見据え、公共交通網の整備も行う。
今後、自動車の有効性を理解した都市のつくり方が求められるのではないか。 W辺誠はアバンギャルドなデザインで知られる建築家。
通常、建築は大地に縛りつけられているが、むしろ、浮遊、流動、変形の感覚を設計にとり込む。 その作品はしばしば速度や交通のイメージが投影された。

村のテラスは、岐阜のY中に建つ細長い施設で、川に向かって大きく張り出した片もち梁の見晴らし台が印象的。 まるで車道を外れ、川ヘダ通常、駐車場は邪魔な存在として隅に追いやられている。
けれども、駐車場は建築とクルマの大きな接点だ。 暗い環境というのを逆手にとって、全長580メートルに及ぶ駐車場に透明なパネルを林立させ、そこに情報の映像をプロジェクションするのだ。
例えば、駐車場のなかで迷わないためのナビゲーション、上階にあるテナントの広告、イベントのインフォメーションなどである。 絵が動く看板だ。
最大で1000枚以上のパネルがスクリーンとして機能する。 村のテラスは、車と川の流れが交差する位置に建つ。
そうした場所の条件を引き受けて、速度が建築化している。

言うまでもなく、首都高速は目的地までより早く到着するための交通手段である。
もともとは、1950年代に東京における交通の危機が唱えられ、60年代の初めに、東京オリンピックを控えて、交通を整備するために建設が始められたものだ。 したがって、高速にのること自体が目的としてつくられたわけではない。

だが、首都高を走ることを目的化することもありうるだろう。 その極端な例は、ルーレット族や旧車会などが首都高でレースを行うと複雑な計算が可能ならば、もっと複雑に入りくんだ建築でも同じ条件を満たす。
交通計画のシミュレーションも行う。 まず、よい道の要素として目的地へ到着するまでの速さと途中を楽しめる面白さを設定する。
数式に変え、道路を自動発生させるプログラムを幾つか動かす。 導きだされた道を採点し、高得点のパターンを生むプログラムを選ぶ。
幹線道路は先に決まるのではなく、後から、獣道のようにデザインされるのだ。 いうものだ。
建築ウォッチングの企画でも、ルーレット族のように首都高を本来とは違う目的で使うのだが、彼らが速度を目的としているのに対し、こちらはむしろゆっくり走りながら、まわりの風景を楽しむことを提案する。

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